朝11時までメールは読むな! 「後悔しない決断」の技術 織田 隼人
ビジネスではしばしばこう言われる。「結果がすべてを正当化する」「なんでもいいから数字(という結果)を出せ」。シンプル且つ直截な、これらの言葉は、ややこしい理屈やいいわけを跳ね飛ばして、現場の私たちを叱咤激励し、有無を言わさず動かす。仕事にもスピードがつく。
本質的にビジネスはそのようなものだろう。利益を上げればそれでいいのだ。だけど、これと逆の考え方も頭に置いておきたい。「決断の時点までのプロセスを評価せよ」だ。
本書第一章によると、決断と結果までのプロセスはこうまとめられるという。
「決断」良い
→「結果」良い:当然の成功(正しい決断)
→「結果」悪い:不運(正しい決断)
「決断」悪い
→「結果」良い:まぐれ
→「結果」悪い:当然の失敗
こんな経験はないだろうか。
何かを決断して、ことを起こす。大失敗をやらかした! ああしなければよかった、こうしなければよかったと自分を責める。自分を、自分の「決断」を何度も裁き続ける。そして「もうあんなことするものか」と結論付ける。チャレンジすることから遠ざかる・・・。
この、ネガティブ・バイアスのかかった行動パターンから逃れるのに、「決断を評価するときは、決断をした時点までのプロセスを評価する」が重要になると思う。いつも決断というものは、見えない“これから”に対峙して、意志により自分や自分の行動を次へ持っていこうとする、いわば創造的行為なのだから。
決断を評価するに当たって、結果ではなく、「プロセスを評価」せよというのは、言い訳を許す考えに基づいたものではない。あくまで、“次につなげる”ためであり、最終目標を達成するためだ。
短期的には間違っても、長期的には正しいことがあるのだ。今回失敗したのは何が原因か。外的要因か、内的要因か。正しいことをしていても、失敗することはある。責任逃れでなく、失敗しても、正しいことは正しいとして続けていかなければ、決断が何ものかとして結実することがない。そこを見極めよう。
本書は「過去の後悔を減らすことはできませんが、未来の後悔を大きく減らすことは可能」とし、“決断”についての鋭い考察や実践的なノウハウを17章にわたり紹介している。分かりやすく、実際に役に立ちそう。
本質的にビジネスはそのようなものだろう。利益を上げればそれでいいのだ。だけど、これと逆の考え方も頭に置いておきたい。「決断の時点までのプロセスを評価せよ」だ。
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本書第一章によると、決断と結果までのプロセスはこうまとめられるという。
「決断」良い
→「結果」良い:当然の成功(正しい決断)
→「結果」悪い:不運(正しい決断)
「決断」悪い
→「結果」良い:まぐれ
→「結果」悪い:当然の失敗
・・・決断をする時点で、未来の結果は何も見えていません。
見えているのは確率だけです。そもそも、未来が完全に確定しているのであれば、決断をする必要などないのですから。
したがって、我々が肝に銘じておくべきなのは、「決断を評価するときは、決断をした時点までのプロセスを評価する」ということです。
こんな経験はないだろうか。
何かを決断して、ことを起こす。大失敗をやらかした! ああしなければよかった、こうしなければよかったと自分を責める。自分を、自分の「決断」を何度も裁き続ける。そして「もうあんなことするものか」と結論付ける。チャレンジすることから遠ざかる・・・。
この、ネガティブ・バイアスのかかった行動パターンから逃れるのに、「決断を評価するときは、決断をした時点までのプロセスを評価する」が重要になると思う。いつも決断というものは、見えない“これから”に対峙して、意志により自分や自分の行動を次へ持っていこうとする、いわば創造的行為なのだから。
人は「結果で決断の評価をする」という傾向を持っています。結果を見る前と見た後で、自分の決断に対する評価を変えてしまうのです。
そして、結果で評価をするようになってしまうと、人は「失敗をしない」という選択肢を選ぶようになっていくのです。
しかし、「失敗をしないこと」が「正しいこと」であるとは限りません。失敗をしないための選択肢は、多くの場合「何もしない」ということです。そうやって何もしなければ、何も手に入らないのです。
決断を評価するに当たって、結果ではなく、「プロセスを評価」せよというのは、言い訳を許す考えに基づいたものではない。あくまで、“次につなげる”ためであり、最終目標を達成するためだ。
短期的には間違っても、長期的には正しいことがあるのだ。今回失敗したのは何が原因か。外的要因か、内的要因か。正しいことをしていても、失敗することはある。責任逃れでなく、失敗しても、正しいことは正しいとして続けていかなければ、決断が何ものかとして結実することがない。そこを見極めよう。
本書は「過去の後悔を減らすことはできませんが、未来の後悔を大きく減らすことは可能」とし、“決断”についての鋭い考察や実践的なノウハウを17章にわたり紹介している。分かりやすく、実際に役に立ちそう。
- [2008/01/20 11:54]
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