“読書”と“資格取得(今は司法書士)”と“音楽鑑賞”のメモ

 

Planned Happenstance 〈偶然〉=〈必然〉

08« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»10

検索

カテゴリー

最近の記事

ブロとも申請フォーム

カレンダー(月別)

最近のコメント

最近のトラックバック

RSSフィード

リンク

Copy right

このページの記事一覧

全ての記事を表示する

Posted on --:--:-- «Edit»
--
--/--
--

Category:スポンサー広告

スポンサーサイト 


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

tb: --     com: --
Posted on 18:25:11 «Edit»
2007
02/11
Sun

Category:読書〔人文科学〕

水戸イデオロギー―徳川後期の言説・改革・叛乱 


 この本を図書館で発見したのが、最近の私の「水戸学」への興味の始まり。外人がこんな本を書いてるのが面白い。

水戸イデオロギー―徳川後期の言説・改革・叛乱
水戸イデオロギー―徳川後期の言説・改革・叛乱J.ヴィクター コシュマン J.Victor Koschmann 田尻 祐一郎


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 行動それ自体を“テクスト”として解釈するポール・リクールの解釈理論を使い、水戸学を“水戸イデオロギー”として分析している。

明治維新を“引き起こした”、もしくは維新の志士たちに“影響を与えた”というよりも、水戸は、他の人々によって読み返されるべきテクストと、演じ直されるだけの価値のある行動とを提供したのである。


 さまざまな解釈を許す“開かれた”テクストとして、水戸学をとらえるのは「はまる」かもしれない。それは、著者がしばしば引用し、その視点を乗り越えようとする遠山茂樹の言葉から、より納得できる。

遠山茂樹は、急進的な志士たちが、著者たちが意味していたところを越えて、水戸のテクストの含意を遥かにラディカルに「読み変えていった」のだと論じている。

藤田や会沢の著書をよんで反幕の行動に出た志士は全国にわたって少なくはない。しかしそれは水戸学自体の性格によるというよりも、読み手の側の問題であり、彼らをとりまく情勢の力なのである。この学問は、武士たるものの責任の自覚を、上から下に求め、また自己反省をすすめたものであった。それが本来の内容である。ところが幕政批判ないし反幕の思想として読まれた場合は、将軍または大名がはたすべき責任(攘夷と尊王)をはたしていないのではないかと読みかえることでおこなわれたのであり、下から上への責任の追及なのである。


 要は水戸学は、志士たちにいいように、自分の運動に都合のいいように利用されたわけか。

 その他理論的には、フーコーとかアルチュセールとか、構造主義系の人たちがいっぱい援用されている。
スポンサーサイト

テーマ: 歴史

ジャンル: 学問・文化・芸術

tb: --     com: --
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。